第2回:画面の中で理想がカタチに!3D CAD で広がるカスタムオーダーの世界

「店頭やオンラインショップで素敵なリングを見つけたけれど、あと少しリングが細ければ私の指に馴染むのに…」「このデザインのまま、真ん中のダイヤモンドをもう少し大きなものに変更できないかな?」 ジュエリーを探しているとき、そんな風にもどかしい思いをしたことはありませんか?

一生モノのジュエリーや、特別な日のためのプレゼントだからこそ、「妥協したくない」と思うのは当然のことです。しかし、いざ「自分好みに作ろう」と考えると、「オーダーメイドは敷居が高い」「デザイン画なんて描けない」「完成品がイメージと違ったらどうしよう」と、さまざまな不安が頭をよぎるのではないでしょうか。

今回は、そんな疑問や迷いを抱える方にぜひ知っていただきたい、「カスタムオーダー」の世界とその第一歩である「3D CAD(スリーディー・キャド)」での設計風景についてご紹介します。実は今、ジュエリーのオーダーメイドは、パソコンの画面の中で理想をカタチにしていく、とても身近で安心なものへと進化しているのです。

Q. オーダーメイドって、ゼロからデザインを考えないといけないの?

A. いいえ!「既存のデザインをベースにする」カスタムオーダーなら、もっと気軽に始められます。

「オーダーメイド」と聞くと、デザイナーと一緒に白紙の紙に向かい、ゼロからデザイン画を描き上げていく「フルオーダー」を想像される方が多いかもしれません。もちろんそういった手法もありますが、初めての方には少しハードルが高く感じられますよね。

そこでおすすめしたいのが、「既存のデザインをアレンジする」という方法です。WAIJEWELRYで展開している既存のリングデザインをベースにして、「ここを少し変えたい」というご要望を反映させていきます。 例えば、 「センターの石をもっと存在感のある大きなサイズに変えたい」 「普段使いしやすいように、リングの幅(太さ)を少し細身にしたい」 「留められている石の配置や数を少しだけ変えたい」 といったアレンジが可能です。

ベースとなるデザインがすでにあるため、完成のイメージが湧きやすく、「センスに自信がないから…」という方でも全く心配いりません。既製品の良さを活かしつつ、あなただけの「こだわり」をプラスできるのが、このカスタムオーダーの最大の魅力です。

Q. 「こんなはずじゃなかった…」と、完成品がイメージと違ったらどうしよう?

A. 制作に入る前に、3D データで仕上がりイメージを360度確認できるので安心です!

オーダーメイドにおいて、お客様が最も不安に感じるのは「出来上がってみないと、どんな風になるか分からない」という点ではないでしょうか。手描きのデザイン画だけでは、実際の立体感や厚み、石のバランスなどを正確にイメージするのは難しいものです。

その不安を解消し、確かな「安心感」をもたらしてくれるのが「3D CAD」というパソコン上の設計ソフトです。

動画をご覧いただくと、モニター上で指輪がクルクルと回転し、様々な角度から確認されているのがお分かりいただけると思います。これが 3D CAD を使った設計風景です。 3D CAD では、指輪を構成するパーツ(石を留める台座の部分や、指を通すリング部分など)を、一つひとつパソコン上で精密に組み立てていきます。

【3D CAD 設計のここがすごい!】

1. 360度、あらゆる角度から確認できる 正面から見たデザインだけでなく、横から見たときの厚み、内側のカーブ、裏側の作りまで、画面上で立体的に確認することができます。「指に着けたとき、横からどう見えるのか?」といった疑問も、画面上でリングを回して確認できます。別途、3Dデータを見ることのできるURLをご案内いたします。

2. ミリ単位の細かい調整が画面上で可能 「もう少しだけリングを細くしてみたい」といったご要望があれば、データ上の数値を変更し、再度ご提案することができます。動画内でも、リングの幅(太さ)を伸ばしたり調整したりしている様子が映っていますが、このように「実際に形を作る前」に、何度でもバランスを微調整することができるのです。

3. パーツごとの構造が視覚的に分かる 動画の途中でも確認できるように、指輪のデータはいくつかのパーツに分かれています。どのように石が留められ、どのような構造になっているのかが可視化されるため、耐久性やデザインの細部について、職人やデザイナーとお客様が「同じ完成イメージ」を共有しながら進めることができます。

Q. 実際にカスタムオーダーをお願いする場合、どんな流れになるの?

A. 相談から完成まで、ワクワクするステップを一緒に進めていきましょう。

3D CAD を活用したカスタムオーダーは、次のようなステップで進んでいきます。

ステップ1:ベース選びとご要望のヒアリング まずは、WAIJEWELRY のコレクションの中からお好みのデザインをお選びください。「このリングの、ここをこうしたい」というご希望を、スタッフがお伺いします。

ステップ2:3D CAD でのデータ作成 お伺いした内容をもとに、専門のスタッフが 3D CAD を使ってデータを作成します。(まさに動画でご覧いただいた作業です!)

ステップ3:3D データでのご確認・微調整 出来上がった 3D データの URL をお客様にご案内してご確認いただきます。「もう少し石を大きくしてみましょうか」「リングの丸みをもっと持たせましょう」など、先にご案内したURLをお客様に見ていただきながら理想のバランスを探っていきます。制作前に「これだ!」と納得できるまで確認できるのが最大の安心ポイントです。もし、修正のご要望があれば、一定回数まで修正してご連絡し、再度3Dデータを見て確認していただけます。そして、樹脂で作成した指輪部分をお送りします。それを実際に手に当てて頂き、サイズ等に問題があれば、この時に修正いたします。問題なければ作成にかかります。

ステップ4:実際の制作へ 3D データで完成イメージが固まったら、いよいよ実際の金属や宝石を使った制作プロセス(造形〜鋳造〜仕上げ)へと進みます。このような流れで画面の中で見ていた理想のリングが、実際の輝きを放つジュエリーとなってお手元に届きます。

おわりに:あなたの「理想」をカタチにする第一歩

いかがでしたでしょうか。「オーダーメイド=難しいもの」というイメージが、少し和らいだのではないでしょうか。

「既製品では少し物足りないけれど、フルオーダーはちょっと…」と迷われている方は、ぜひ「既存デザインのアレンジ」から気軽な気持ちでスタートしてみてください。3D CADという最新の技術が、あなたの頭の中にある「こうなったらいいな」という理想を、画面上にリアルな形として描き出し、納得のいくジュエリー作りをサポートしてくれます。

WAIJEWELRY では、お客様の小さな疑問やご要望にも丁寧にお応えしながら、一生大切にできるジュエリー作りをお手伝いしています。ぜひお気軽に、あなたの「理想」をお聞かせください。

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