高貴なプリンセスカットとは

プリンセスカットは、上から見ると正方形（スクエア）で、横から見るとピラミッドのような形をしたダイヤモンドカットです。ラウンドブリリアントカット（丸型）に次ぐ人気を誇り、その名の通り高貴で知的な輝きが特徴です。

プリンセスカットの3つの魅力

• 虹色に輝く「ファイヤー」と繊細なきらめき
• モダンで知的なスクエアフォルム
• 原石を活かしたコストパフォーマンス

凛とした輝きに魅せられて

　ダイヤモンドにはさまざまなカットがありますが、その中でも気品あふれる輝きを放つのが「プリンセスカット」です。20世紀になって開発されたこのカットは、伝統的なラウンドブリリアントカットとは異なり、四角いフォルムが特徴。まるで王女のティアラのように高貴な美しさをたたえていることから、「プリンセスカット」と名付けられたともいわれています。

　プリンセスカットの魅力は、その繊細なカット面にあります。ダイヤモンドの表面には多数のファセット（カット面）が施されており、それぞれが光を受け止め、まばゆい輝きを放ちます。特に、このカットのダイヤモンドは「ファイヤー」と呼ばれる虹色の光を強く生み出し、さらに瞬くような閃光のきらめきも楽しめるのが特徴です。凛とした品格を持ちながら、華やかさも兼ね備えたこの輝きは、身にまとう人の魅力を一層引き立ててくれるでしょう。

　また、プリンセスカットのダイヤモンドは、エッジの美しさも際立っています。四隅のシャープなラインと、精緻に計算された光の反射が相まって、まるで宝石そのものが意志を持って輝いているかのよう。シンプルなデザインのリングにセットすればモダンで洗練された印象に、クラシカルなデザインと組み合わせればエレガントな雰囲気を演出します。さまざまなスタイルに寄り添いながら、唯一無二の存在感を放つ、それがプリンセスカットの魅力です。

プリンセスカットを選ぶメリット

プリンセスカットが放つ唯一無二の魅力は、他のカットダイヤモンドにはない多くのメリットから生まれています。WAIJEWELRY がおすすめする理由を具体的にご紹介します。

1. 虹色に輝く「ファイヤー」と繊細なきらめき

プリンセスカットの大きな魅力は、その複雑なカットが生み出す「ファイヤー」と呼ばれる強い虹色の輝きです。一般的なラウンドカットが白く明るい輝き（ブリリアンス）を得意とするのに対し、プリンセスカットは光を取り込むと、まるでプリズムを通したかのように多彩な色を放ちます。細かく計算されたファセット（カット面）が、瞬くような繊細なきらめきも生み出し、華やかで印象的な手元を演出します。

2. 甘すぎない、モダンで知的な印象

上から見たときのシャープな正方形（スクエア）のフォルムは、プリンセスカット最大の特徴です。この直線的なデザインが、身に着ける人に「知的」「洗練」「モダン」といった印象を与えます。可愛らしさよりも、凛とした格好良さや、甘すぎない大人のエレガンスを求める方に最適です。シンプルなデザインはもちろん、クラシカルなデザインと合わせても、そのシャープな輪郭が全体の印象を引き締めてくれます。

3. カラット数以上の存在感（大きく見える）

プリンセスカットは、ダイヤモンドの原石（八面体）の形を活かしてカットされます。無駄になる部分が少ないため、同じカラット数（重さ）のラウンドカットと比較した場合、テーブル面（表面積）が大きく見える傾向があります。つまり、同じ予算でもより存在感のある、ゴージャスな印象を楽しめる可能性が高いことも、専門家がプリンセスカットを推奨する理由の一つです。

WAIJEWELRY が厳選するプリンセスカット

　WAIJEWELRYでは、ダイヤモンドの美しさを最大限に引き出すため、品質に一切の妥協を許しません。専任のスタッフが現地に赴き、私たち独自の厳格な基準に基づいて、一粒一粒を丁寧に選び抜いています。

　ダイヤモンドの輝きは、カットの精度や原石の質によって大きく左右されます。私たちは、透明度、色、内包物の有無、そしてカットの完成度まで細かくチェックし、最高水準を満たすものだけをセレクション。さらに、ジュエリーとして完成した後の美しさを考慮し、石の個性を活かしたデザインをご提案しています。

　「凛とした美しさ」を追求するWAIJEWELRYだからこそ、一つひとつのダイヤモンドに込められた価値を大切にし、確かな品質のものだけをお届けしたいと考えています。日常に寄り添うジュエリーとして、あるいは特別な日の輝きとして、あなたの人生に寄り添う一粒をお選びください。

購入前に知っておきたい注意点と、その解決策

多くの魅力を持つプリンセスカットですが、その美しいフォルムゆえに、一つだけ知っておいていただきたい注意点があります。WAIJEWELRYでは、その特性を熟知した上で、美しさと安心を両立するご提案をしています。

唯一の注意点：四隅の「欠け」リスク

プリンセスカットのシャープな美しさを生み出す四隅の「角」は、デザイン上、最も先端が尖った部分です。この部分は、ラウンドカットにはない構造的な弱点でもあり、硬いものに強く打ち付けた場合、衝撃によって「欠け（チッピング）」が生じるリスクが他のカットよりも高くなります。

WAIJEWELRY の解決策：角を守るセッティング（石留め）

この唯一の注意点を解消するため、WAIJEWELRYではプリンセスカットのセッティング（石留め）に細心の注意を払っています。例えば、4つの角をしっかりとガードするデザインや、石の全周を地金で囲む「ベゼルセッティング（覆輪留め）」、あるいは両サイドをレール状の地金で挟む「レール留め」（エタニティリングの場合）などです。

これらのデザインは、角を衝撃から守るだけでなく、プリンセスカットのスクエアなフォルムをより一層美しく際立たせます。お客様のライフスタイルやデザインのお好みに合わせ、最適なセッティングをご提案しますので、どうぞご安心ください。